越後:中ノ岐川裏荒沢

日程:2016年7月30-31日
ルート:越後・中ノ岐川裏荒沢
参加者:L増田、関、小南

斎藤さんが家庭の事情で急遽不参加となったため、3人となった。同じ方面に行く大 ビラヤスPと車1台に同乗。

前夜は大湯温泉の施設の軒先を借りて泊まる。

初日、朝方は曇りで僅かに雨もぱらつく天気。大ビラヤスに入る吉原さんと大塚さん を送って雨池橋へ向かう。歩き始める頃には天気も良くなり何だか暑くなる予感がす る。

灰ノ又沢は出合はパッとしない地味な感じだが、すぐに滝が現れたかと思うとい くつもの中小の滝が連続して、そのいずれもが登れるか簡単に巻け、自分達の力量に あった遡行が楽しめた。
いつの間にか天気は快晴。「暑い暑い」を連発しながら今日 中の乗越を目指してひたすら行程を稼ぐ。しかし、暑さと体力不足によりペースが上 がらず、常に2人よりも遅れて歩くことになった。花降沢を分け次の二俣を右の裏荒 沢に入る。地形図上の屈曲部前後はゴルジュ帯で、その中にいくつもの中小の滝を掛 ける。かんかん照りから雲が湧き始め、遠くで雷鳴が聞こえてきた。標高1500m位ま で来た14:30頃ついにポツリポツリと降り始める。雷も近くなってきたので、滝の高 巻き途中の樹林帯で雷雨をやり過ごすことにする。30分ほどで小降りになったので行 動再会。流れは茶色く濁っているが、行動できないほどではない。しかし1600mまで 来たときに再び怪しい雲行きになったため、ここで本日の行動を打ち切る。
タープを 張り終った頃に再び雨。今度は増水するほどではなかったが、焚火の無い夜となっ た。

翌日も快晴。快調に高度を稼いで藪漕ぎも無く荒沢岳の頂上に着くと、そこは360度 の大展望。目の前の越後三山や奥利根、尾瀬の山々の眺めを楽しむ。
ここで時間的に も体力的にも灰ノ又沢下降を諦めて登山道を銀山平に下ることにする。驚異の早さで 登ってきた大ビラヤスPと合流して下山開始。
途中、暑さと体力切れでヘロヘロにな りながら恐怖の登山道を下った。吉原さんがヒッチハイクで雨池橋に置いた車を回収 してくれ、感謝。かもしかの湯で山行の汗を流した。

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