ルート:苗場・釜川右俣
日程:2016年8月13日(土)〜14日(日)
参加者:L佐藤、斎藤、松之舎、関、佐々木
膝の関節炎が長引き2か月半ぶりの1泊なので、かつて行ったことがあり、状況によっては林道からエスケープできる釜川を計画。
朝、林道のゲートで車を降りると、天気は良く沢登り日和だが、メジロアブが数匹飛んでくる。しかし、幸いなことに堰堤へ降りると、お盆の時期なのに殆んどいなかった。
さて、釜川は二俣までは大岩ゴーロもあり、結構疲れる。二俣からの右俣はいきなり足が届かないトロを側壁づたいに泳がされる。以降は高巻が1か所あるが、いくつか滝を直登していくと狭い急流がある。ここをロープで引いてもらって越すと三つ釜。いつ見ても見事な景色だ。右のリッジから越え、ヤド沢との出合のテラスでお昼休憩とする。
三つ釜からの右俣はヌメったナメ滝が続き、アクアステルスの斎藤さんは苦労していた。しかし、滝の直登や高巻きはアクアステルスに分がある。
5人なので、滝の直登や高巻きに思いのほか時間がかかり、清水沢出合は5時過ぎ着。少し上流の台地で泊とした。
翌日は、出発早々にゴルジュのトロを泳ぎ、15m2条滝を越すと川原が広がり、林道の橋が見えてきた。
さらに遡行しようと思っていると、松ちゃんが膝が痛いので、ゆっくり林道を帰ると言う。パーティで分れる訳にもいかないので、遡行を打ち切り全員で林道を帰ることにした。林道は思った以上に廃道化しており、ヤブ漕ぎ状態の踏み跡といった所もある。ヤド沢手前からはそれなりの林道となり、途中で小松原湿原の下ノ代を寄り道し車に戻った。
(記 佐藤)
<コースタイム>
8/13 林道ゲ−ト(6:45)取水堰堤(7:00〜7:15)二俣(8:00)ヤド沢出合三釜上(11:40〜12:10) 清水沢出合(17:10)泊場(17:15)
8/14 泊場(7:20) 林道(9:15)
<地形図>
赤沢、苗場山