ルート:越後《水無川:笹花沢〜高倉沢下降》
日程:2016年9月3日
メンバー:L斎藤、佐藤
天気:快晴
先週天気不良で流れリベンジに向かうと、天気に恵まれ快晴。林道から見ると、笹花沢は優美に一筋の流れで水を落とすナメ滝が続き、遡行への期待が高まる。入渓すぐにナメ滝が始まり、苔&ヌメりが全く無いのでアクアには抜群のフリクションで気持ちが良さそう。自分は、今年の沢で毎回のようにアクアでヌメリに泣かされ続きだったので、20数年ぶりにフェルト靴を買い笹花沢で履き始め。なんとタイミングが悪いのだろう。グイグイと快適に高度を上げて行くが、高齢の身体では一緒に息も上がり100m登っては小休止、必然的に越後の景観を楽しむ時間が多く成る。気持ちの良い遡行が続き、更に快適な(筈の?)上部から詰めに続くスラブは、日当りが良すぎフライパン状態で《楽し〜い!》《暑〜い、キツ〜イ》の登攀となった。ここで、愛用のアクアに履き替えたが、やはり良いネ!突き上げた稜線は、八海山&越後の景観が見晴らせて爽快だが、密藪も所々有り、疲れた身体には暑さとのダブルパンチ。下降地点は事前に仕入れた《大塚記録》から、尾根の1600mの登り始めと計画していたが、手前に小さいコブが有ったため登るのを嫌い、早めに下降入るが割と真直ぐに灌木と降り易いスラブが続き、スムーズに高倉沢に降りられた。高倉沢の下降はゴーロで楽と思っていたが、巨大な岩が沢を埋めているためルーファイが肝要となる。下降開始が14時半過ぎと成り日暮れが心配され(老眼&鳥目)、積極的にロープを使い、また釜に浸かったり泳いだりとスピードアップを図り、何とかヘッ電を使うこと無く18時半に林道に帰り着いた。
駐車場発5:13〜笹花沢出会6:10〜稜線着11:50〜下降開始13:00〜高倉沢入渓13:50高倉沢下降開始14:30〜林道着18:30〜駐車場着19:08
斎藤