日程:2017年9月3日
ルート:足尾・小中川本沢
参加者:L増田、長南、小南、たくま
足尾の手軽な日帰り山行としてストックしておいた計画。台風の影響で土曜の朝のう ちだけ雨が残り、泊まり山行には行き辛いが日曜は天気がいいのでどこにも行かない のはもったいない、という中途半端な状況で白羽の矢が立った。
郡界尾根登山口に車を置いて少し下った所から本沢に入る。台風通過後の北風で随分 涼しい。天気は上々だが汗は殆どかかない。登山体系ではナメがけっこうあるように 書かれているが、ずっと苔むしたゴーロで、それはそれで綺麗なのだが退屈。沢の中 を歩くのがかったるいので両岸の踏跡を辿って時間を稼ぐ。「外したなー」と思った が、1570mの二俣を超えた辺りからナメとナメ滝で面白くなる。細かいホールドの斜 瀑をいくつか超え、大きなCSの隙間に体を捻じ込んで攀じ登ったり(私はお助けを出 してもらったが)と楽しい。やはり沢登りはこうでなくては。最後は登れない斜瀑を 巻こうと右岸のルンゼを登り、そのまま右岸尾根の登山道に出て遡行終了とした。
郡界尾根はなだらかなミズナラの森や草原で快適。開けた所からは袈裟丸山が良く見 える。草が色づき始め、涼風にススキが揺れてアキアカネが舞い、稜線はもう秋の訪 れを告げていた。
<コースタイム>
入渓点(8:20)→稜線(12:20〜12:40)→郡界尾根登山口(14:20)
<1/25,000地形図>;袈裟丸山