吾妻:家形山

2018/02/10 吾妻:家形山

ルート:吾妻・家形山(途中まで)
日程:2018年2月10日(土)
参加者:L長南、関、小南

せっかくの三連休だったが、南岸低気圧とその後の強い冬型に尻込みして、天気の良い土曜日帰りの短縮ルートに変更した。
前夜は那須高原で仮眠。
当初の計画では福島駅前にクルマをデポして高湯までバスで行き、帰りは土湯からバスで福島駅まで戻る、というプランだったが、それだとバスの始発が朝9時半過ぎと出発が遅くなる。日帰りでピストンにして幸いなのはクルマでアプローチできるといったところか。
高湯温泉スカイライン料金所の先に冬季閉鎖のゲートがあった。不動沢登山道の入り口のすぐ手前だ。ゲート手前にクルマ1台あり。先行者だろうか。並べて駐車して9時過ぎに出発。
登山道沿いにトレースがあった。カラフルな色布がたくさんついている。慶応吾妻山荘の方がつけてくださっているそうだ。 一度スカイラインを横切り旧スキー場分岐(賽河原)を過ぎて、湯ノ平あたりで下ってくる単独行とすれ違う。
慶応吾妻山荘分岐でトレースは終わっていた。慶応吾妻山荘は営業中だった。真冬でもやっている山小屋というものにも一度泊まってみたいものだ。分岐に「命がけで営業中」と看板に書いてあったのが笑えた。
この時点で時間的に家形山は厳しくなった。プランを変更してこの次のために家形山避難小屋を探しに行くことにした。
分岐から先、急に少なくなった赤布を追いながら登って行くが、地形的に避難小屋への分岐(追分)を過ぎてしまってるぽいのでGPSで確認してトラバースして再びテープを追いながら進む。樹林帯で見通しが悪い。
地形図には避難小屋は載っていない。昭文社エアリアでは地形図上の鋭角部分から少し上がっているようなので、おそらく水場であろうと思われる小沢に沿って登って行くと半分雪に埋もれた避難小屋に出会った。
福島県のホームページには冬季は窓を開けて入るようにと書いてあったが、とても人が入れる大きさでも構造でもなく、正面玄関から雪をはいて鉄の扉を開けて入って休憩。冷凍庫の中のように冷気が溜まっている。コの字に床があり真ん中の土間にはダルマストーブがあり薪も置いてあった。雪がない時は誰かが住んでいそうなくらいの生活臭があった。
今回のように扉が出ていれば問題ないが、積雪が多くなり扉が埋まってしまったら厳冬期にこの避難小屋をあてにするにはリスクが高いかもしれない。
下りは旧スキー場に出るまではまあまあの雪質。途中、井戸溝あたりで7-8人パーティ(慶応小屋で宴会だそうだ)、とそのあとに2人パーティ(家形山避難小屋に泊まるそうだ)と出会った。さすがにメジャールート。こんな天気でも結構人が入る。 旧スキー場は気温が上がって木立がないので結構な悪雪になっていた。板をずらすことができなくて難儀した。
関さんと小南ちゃんのボーゲンは力強いが、私のボーゲンはヘナチョコで制動をかけられない。スピードを殺す手段が強引なテレマークターンしかなくしんどかった。なんとかこなしたが久しぶりによくコケました。
先行者のトレースに従っていくと白樺平でスカイラインに出て2回カーブを曲がったらゲート。クルマの傍に横付けて16時頃帰着。
高湯の共同浴場あったか湯(250円)で汗を流してから帰京しました。

<コースタイム>
ゲート9:05ー11:00賽河原11:15ー12:15慶應吾妻山荘分岐ー13:15家形山避難小屋13:50ー14:50旧スキー場跡ー16:00ゲート

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