尾瀬・塗川荒砥沢

2019/09/07 尾瀬・塗川荒砥沢

日程:2019年9月7日
ルート:上州武尊・塗川荒砥沢
参加者:l増田、佐藤、関

三ヶ月も沢から離れていて、すっかりなまってしまった体を何とかしようと、「日帰 りの楽しい沢」ということで計画したが……
オグナ武尊スキー場の第一駐車場に車を止めて登山道を登り、林道交差部から林道を 2キロほど歩いて荒砥沢の出合となる。出合いからしばらくはゴーロというのは登山 体系やネットの記録を見て覚悟していたが、行けども行けどもゴーロで気分的にも体 力的にもすっかり萎えてしまう。心の中で「カス沢」の判子が押されかけた時、出発 から1時間少々経過した頃、標高にして1550mを超えて地形図上沢が狭まったところ 辺りから滝が出始める。最初はポツポツだった滝もしばらくすると連続し始め、息つ く暇もない小滝と釜の連続となる。釜をへつって滝を登ったり、ときには釜に落ちた りとなかなか楽しい。小滝群が終わるとナメ・ナメ滝となり、これも長く続く。だい ぶボサが被ってきてもう終わりかと思った頃、15mの滝が現れる。滝の左を登るが、 最後のところが悪く、佐藤さんにお助けを出してもらった。小滝群はすべて直登可能 だが、やさしいところばかりではなく、最後の15m滝を含めて2か所で佐藤さんのお 助けの世話になった。
水が涸れて沢型が無くなると笹薮となり、藪漕ぎ10分?ほどで登山道に飛び出した。 ここからスキー場の駐車場まで約3時間の下山。途中からスキー場の保守管理用道路 を下り、駐車場に着いた時にはすっかり暗くなっていた。
最初のゴーロと稜線からの下山が長いのが玉に瑕だが、小滝の連続は快適で、夏の一 日、水と戯れるにはいい沢だと思う。終始リードしてくれた佐藤さんと、藪漕ぎを頑 張ってくれた関さんに感謝です。

<コースタイム>
駐車場(8:30)〜出合(9:30〜9:50)〜稜線(15:20〜15:40)〜駐車場(18:30)
<1/25000地形図> 鎌田

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